こんにちは。Tatami Worksです。2026年7月16日に行ったイベントは「今こそ知りたい! AI時代の『データ形式』入門 〜Markdown・YAML・JSONを、まずはざっくり使い分けてみる〜」。プログラミング講座ではなく、AIに指示を出すときによく登場する3つのデータ形式を、自分の仕事や日常のどこで使えるかイメージしてもらう2時間です。
前半の拡張子とMarkdownは奥野、後半のJSONとYAMLは冨上が担当。参加者は2名で、それぞれパソコンを操作しながら、Markdownの変換やJSON・YAMLの使われどころを体感してもらいました。
講座内容
1. 拡張子の話が、いきなり実生活の話に
前半はまず拡張子の話から。ファイル名の最後につく「.txt」や「.docx」が、どのアプリで開くかを決める目印になっている、という説明です。盛り上がったのは、昔流行した「請求書.docx.exe」というウイルスの話でした。当時のWindowsは拡張子を隠す設定が標準だったため、Wordの請求書だと思って開いたらウイルスだった、という手口です。ここから参加者の「ウイルス対策ソフトは入れるのがマストなんですか?」という質問につながり、携帯ショップでセットで契約させられがちなセキュリティソフトの話へ。「じゃあ契約しなくていいんだ」と、いきなり実生活に役立つ回になりました。
2. メモ帳とGoogleドキュメントでMarkdownを体験
続いてMarkdownです。シャープ1個とスペースで大見出し、2個で中見出し、ハイフンとスペースで箇条書き、という書き方をメモ帳で実際に打ってもらいました。ファイルを「.md」で保存してメモ帳の表示メニューを切り替えると、見出しが大きく表示されて「すごい」と驚きの声。さらにGoogleドキュメントの設定でMarkdownを有効にすると、シャープ2個とスペースを打っただけで文字が見出しサイズに変わり、「これ超便利じゃないですか?」と一気に手が進みます。仕上げはWord形式でのダウンロード。書式が生きたままWordファイルになるところまで体験してもらいました。「PTAの役員会のアジェンダ作りに使えそう」「就業規則を改定するときの下書きが超楽」と、さっそく具体的な使い道が挙がっていたのが印象的でした。
3. 「JSON・YAML体験ラボ」で、文字を変えると表が変わる

後半は冨上のターン。Tatami WorksのWebサイトに用意した「JSON・YAML体験ラボ」を開いてもらい、実際にさわりながら進めました。左側のJSONの文字を書き換えると、右側の表がその場で変わる仕掛けに「面白い!」。参加者のお一人は、昔ホームページ作成ソフトで意味も分からずコードを書き換えていた経験があるそうで、当時の謎が解けた様子でした。JSONとYAMLを見比べて「YAMLのほうが見やすい」と実感してもらったあとは、テーマや文字数を入力するとAIへの指示文ができあがる「AI指示書メーカー」へ。「AIとはかなり相性がいいんですね」という反応の通り、YAMLで整理した指示のほうがAIに意図が伝わりやすくなります。MarkdownとYAMLの組み合わせでスライドが作れるページでは、文字を書き換えると隣のスライドが即座に変わり、「本当だ!」と声が上がりました。
4. おまけ:MarkdownをWordに変換する自作ツール
最後に奥野が、ふだん仕事で使っている自作のMarkdown→Word変換ツールを紹介しました。左にMarkdownを書くと右に整形結果が表示され、ボタンひとつでWord形式で保存できるものです。AIに相談しながら自分用に作ったツールだと話すと、「これ使っていいんですか?」と、その場でブックマークする参加者も。欲しい道具を思いついたら自分で作れるのがAI時代のいいところ、という締めくくりになりました。
次回イベントは「クリエイターもくもく会 〜成果を出そう!日頃できないことに手をつけよう〜」

次回・2026年7月22日のイベントは「クリエイターもくもく会 〜成果を出そう!日頃できないことに手をつけよう〜」です。いつもは木曜開催ですが、今回は水曜開催なのでご注意ください。決まったプログラムはなく、それぞれが自分の道具を持ち込んで、同じ場所で黙々と作業を進める会です。イラスト、執筆、作曲、動画編集、ゲーム開発、手芸など、ジャンルは問いません。最大8人の少人数で、初心者の方も歓迎です。「やろうやろうと思いつつ手をつけられていないこと」に取りかかる、いいきっかけになるはず。ぜひ気軽にご参加ください!
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