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【Tatami Works イベントレポート】無料でできることが、また増えた1か月

こんにちは。Tatami Worksです。2026年9月2日に行ったイベントは「最新情報をキャッチアップ! 今月のAIニュース・最新ツール情報」。店長・冨上がこの1か月のAIの動きをまとめて紹介する、毎月やることにした会の2回目です。

聞くだけで終わらせず、その場で触る時間も挟みます。今回は質問が次々に飛び、活発な会となりました。

イベントの様子
目次

今月の総括は「無料でできることが増えた」

冒頭で冨上が挙げたのは、無料で使える範囲の広がりでした。ChatGPTは無料プランで、軽いほうのモデルなら回数を気にせず使えることが増えました。

一方、古いモデルは次々に姿を消していきます。ChatGPTは6が現行で、3.5などの古いモデルはもう使えません。「番号が上がれば一般的に性能は上がります。ただ受け答えの雰囲気がバージョンで変わるので、前のほうが柔らかくて好きだった、という人はいますね」。ここで「車と同じですね」という声が上がりました。

質問が集まったのは料金の話です。iPhoneのアプリから契約するとAppleの手数料30%程度が上乗せされることがあり、Webブラウザから契約したほうが安く済みます。「スマホゲームの課金と同じですね」と、参加者からも例えが出ました。使った量は設定画面の「利用状況」で確認できます。

Gemini Notebook

Gemini Notebookは「教科書を指定したGemini」

「この一か月の最新情報」からは脱線したものの、参加者の質問がきっかけで盛り上がったのが、GoogleのGemini Notebook(旧 NotebookLM)です。PDFファイルやWebサイト、自動文字起こしされたYouTubeなどをソースとして登録した後にチャットで会話をすると、登録した情報から限定して答えてくれます。無料でも1つのノートブックにソースを50件登録できます。「理屈はGeminiなので、答えの教科書を指定したGeminiみたいなものです」と冨上は説明します。

試験勉強に使いたいという声があったので、その場で過去問のPDFを登録してみました。「この中から10問、苦手そうなところを出して」と頼むと、そのとおりに問題が並びます。

盛り上がったのは、右側のボタンから作れるものたちです。音声解説はポッドキャスト風の男女の会話になり、「リスナーの皆様に」と語りかけてきます。「イントネーションもおかしくない」「また新しい扉を開けてしまった」と声が上がり、「これめっちゃいいですよ」という感想も出ました。動画解説やインフォグラフィック、マインドマップも作れます。

会社の管理部門が社内規定を入れて社員に直接聞いてもらう、という使い方も耳にするそうです。参加者からも、仕事で使うアプリに同じ相談機能があるという話が出ました。決めたソースの中からだけ答えさせるこの仕組みは、RAGと呼ばれます。

3つのAI比較

同じ質問を、3つのAIに同時に投げる

ChatGPT・Gemini・Claudeに同じ文章を送り、返ってくる答えを見比べる時間もありました。お題は「明日の日経平均」。

速いのはChatGPTとGeminiで、Claudeだけがぐるぐる回り続けます。「まだ答えがない、どうして」と声が上がりました。中身にも差が出ます。Geminiは「なんとかだと思います」と含みを残し、ChatGPTは「私ならこう考えます」と自分の見解まで書いてきます。「返し方はChatGPTのほうが好き」という人もいれば「耳ざわりはこっちがいい」という人もいて、好みははっきり割れました。

ブラウザ上で動くものを作らせるのはGeminiが強い印象だそうです。関ケ原の合戦の推移を時間ごとに追える3Dデモや、AIの仕組みをディープラーニングから解説するページを、その場で生成して見せてくれました。参加者も自分のパソコンで開いて、画面をぐりぐり動かします。「小早川が裏切ったところを教えてくれるの、優しい」という声も。

Claude in Chrome・音声入力

Claudeにブラウザを触らせる

一般提供が始まったChrome拡張機能のClaude in Chromeを入れると、Claudeが自分でページを開き、クリックや入力まで済ませます。実演では、指示を出した直後にカーソルが勝手に動いて料金ページへ進みました。

「勝手にビールとか買っちゃうじゃないですか」という心配には、購入のような操作の前には確認が出るという答えでした。Tatami Worksの実務では、スタッフの奥野がイベント情報ページへの登録に使っています。日付や内容を書いたデータを渡しておけば、どれが開始日時かをClaudeが判断して入れてくれるので、日付ボタンをひとつずつ押す必要がありません。

話した言葉を、そのまま原稿の入り口にする

ボイスメモに30秒ほど吹き込んだ内容を、AIに整えさせる実演もありました。予定の確認をだらだら喋ったものが、きちんとした指示文に変わって出てきます。「めちゃめちゃいいですね」と声が上がりました。

スタッフの奥野が普段使っているのはAqua Voiceという音声入力ソフトです。文字を入れたい場所にカーソルを置き、決めたキーを押しながら喋ると、その位置に文字が入ります。「あの」「えっと」は削ってくれるそうです。月10ドルほどで、iPhone版はあるもののAndroid版はまだありません。

「考えをまとめないうちに話すことに抵抗がある人は、間違いなくいます。でも、とりあえずだらだら話して後から何とかする、ができるようになりました」

Grok Botの自律的な挙動に歓声

終盤では、Grok Botのデモも行われました。ここでは、キャラクターの形をしたエージェントを何人も作り、SNS運用や情報収集を任せる様子が見て取れました。

終了後の雑談でも「Grokは面白いな」と話題になっていました。

次回イベントは「調べる・まとめる・作るを、AIで。ビジネス業務のAI活用まるごと体験」

9月9日 ビジネス業務のAI活用まるごと体験

次回・2026年9月9日(水)19時からのイベントは「調べる・まとめる・作るを、AIで。ビジネス業務のAI活用まるごと体験」です。店長・冨上とスタッフ・奥野が、仕事で実際に使っているAIの手順をまとめて紹介します。

扱うのは、調べもの、打ち合わせの文字起こしから議事録づくり、スライド資料の作成といった、毎週のように出てくる作業です。どのツールに何を渡すと何が返ってくるのか、手順まで含めて整理します。聞くだけでなくその場で動かす時間も取りますので、パソコンをご準備ください。定員は8人です。

自分の仕事にそのまま当てはめられる形で持ち帰っていただきます。ぜひ気軽にご参加ください!

詳細・申込はこちらをご覧下さい!

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この記事を書いた人

冨上 健太郎(とかみ けんたろう)
1996年 宮城県仙台市出身
2019年 東北大学理学部卒
ベンチャー企業に3年間勤務後独立、フリーランスエンジニアとして活動2022年11月より、Tatami Worksの代表に就任
「”もしも”をカタチにできる場所」を目指して、自らも様々なことに挑戦中
趣味:アメフト
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