こんにちは。Tatami Worksです。2026年9月9日に行ったイベントは「調べる・まとめる・作るを、AIで。ビジネス業務のAI活用まるごと体験」。AIで仕事が楽になるとは聞くけれど、どこで使えばいいのか分からない。店長の冨上とスタッフの奥野が、普段の業務で使っている場面をまとめて紹介する2時間です。
前半は冨上が資料づくりまわりを、後半は奥野がメールやカレンダーとの連携を担当しました。今回は講座の順番を追わず、参加者の手が動いた場面、声が上がった場面を中心にお届けします。

前半・冨上「調べる、整える、作る」
冨上が用意したのは「体験ラボ」というページ。プロンプトが1本ずつ並んでいて、コピーしてChatGPTに貼れば、その場で同じ結果を試せます。参加者はリンクを開き、順番に手を動かしていきました。
1. 「この資料では分からないこと」まで出させる
最初は長いPDFを読む作業。ただ「要約して」と頼むと、短くなったものを読んで分かった気になって終わります。冨上のプロンプトは、全体の要約と、根拠になるページ番号と、この資料だけでは分からないことを出させるものでした。
「この資料では分からないこと、っていいですね」と参加者が驚いていました。テキストだけかと思ったら画像の中身まで説明されていて驚いていました。

2. バラバラのメモが、そのまま比較表になる
次に冨上が示したのは、項目も決めずに書き散らした3社分のメモを渡して、「競合3社を、項目で比較表にしてください」という命令。表がすっと出てきて「おお、まとめてくれるんだ」と声が漏れます。
表記ゆれの直しも、統一ルールの一覧を先に出させて確認してからCSVにします。「一生懸命覚えた関数でやるんじゃなくて、関数自体も選んでもらってやらせます」と冨上。ただし計算そのものは昔ほどではないにせよ間違うことがあり、時間もかかります。そこはExcelに、と。
3. スライドは「構成だけ」でいったん止める
スライド作りも、手戻りを増やさないコツがあります。まず構成だけ出させて直し、最後にスライド化だけ頼みます。プロンプトに「スライドそのものは作らなくて結構です」と書き添えるのがコツだそうです。
「構成だけ見たいのに、もう次のステップまで行っちゃって。おいおい、ちょっと待ってって」。何も言っていないのにパワポまで作り始めるパターンには、参加者にも心当たりがある様子。できあがったスライドを見ながら「これまで何時間残業したか、返してほしい!」と笑いも起きました。
後半・奥野「AIと、ほかのサービスをつなぐ」
後半は、オフィスアプリケーションとは離れたAI活用の話を奥野から行いました。ただ、連携の話は生成AIの有料プランが求められるものが多いのが実態です。参加者からは「働いている人は3000円かければ3000円稼げるけれど、家計を守っている人は時短できてもお金にはならない」という声も。

4. メールとカレンダーを、秘書に聞くように
メールと生成AIを連携させると、「今週届いたメールで、返信しないといけないものはありますか」「相手から求められたのに、まだ返していない項目は何ですか」といった感じで、自然な日本語でメールを検索できます。
何往復もしたメールの要約も、決定事項の抜き出しも、すべて秘書に聞くような感覚で済ませられます。
Googleカレンダーも同じで、「来週一番暇な日はどこ」「1時間のオンライン会議を入れたいんだけど」と相談できます。
大切なのは、メールを送信したり、データをアップロードするような、外に出る操作は人が確認することです。メールなら下書きで止めて、送信ボタンは人間が押す役割分担の指示をすると良いでしょう。

5. 誤りのある情報を、正しい情報と突き合わせる
わざと間違えたイベントチラシの画像と、正しい内容を書いたテキストの両方をAIに渡し「このテキストを参考に、画像の誤りを指摘してください」というデモも行いました。
返ってきたのは5か所。画像だけでは何が誤りか分かりませんが、答えを一緒に渡せば突き合わせてくれます。「学校のチラシ、いっぱい作るんですよ」「定期的にある会議とか、そういうのも全部そうですよね」。

6. URLを放り込むだけで、アンケートの雛形ができた
最後はGoogleフォーム(Workspaceの画面での実演です)。新規作成の画面に、イベント告知ページのURLをドラッグして落とす。それだけで、参加形式、関心分野、今月聞きたいテーマ、AIの活用レベルといった設問が並びました。
「ええ、知らなかったです。全部作ってたのに」。終わったあとの雑談でも「めっちゃ早かった」「さすがに早すぎ、超一瞬だって」と、この話に戻っていました。
締めくくりは、仕事によって向いたAIは変わるという話と、最後の責任は人が持つという話。AIが間違えても、責任を負うのは人間ですからね。
感想では「コピーする部分とプロンプトが分かれていて、やりやすかった」「自分のパソコンで確認できるので、履歴を見返して復習できる」という声が。冨上作の「体験ラボ」は参加者の理解向上に役立っていますので、ぜひ見に来てくださいね。
次回イベントは「やりかけを、終わらせる。AIを使ったもくもく会」

次回・2026年9月16日のイベントは「やりかけを、終わらせる。AIを使ったもくもく会」です。手をつけたまま止まっている作業に、2時間だけ集中して向き合う回。講師はいません。それぞれが自分のテーマを持ち込み、黙々と進めます。
条件はひとつだけ、作業のどこかにAIが関わっていること。今回「あとで試してみよう」と思ったまま帰った方には、ちょうどいい機会です。持ち物はパソコンだけ。特別な知識も事前準備もいりません。参加費は無料です。
いかがでしょうか?


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