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【Tatami Works イベントレポート】頂上が見えている人と、霧の中にいる人。AIもくもく会で出た例え話

こんにちは。Tatami Worksです。2026年9月16日に行ったイベントは「やりかけを、終わらせる。AIを使ったもくもく会」。条件はAIがどこかに関わっていることだけで、あとは各自が持ち込んだ作業に2時間向き合う回です。

 

始めに一人ずつ「今日やること」を宣言してから作業に入り、最後に進捗を発表し合う流れは毎回同じ。この日は店長・冨上のアプリ開発と、スタッフ・奥野のAI執筆実験が進み、途中では「AIに詳しい人はどう考えているのか」という話にもなりました。

目次

この日のもくもく

1. QRコードで「話したい人」をつなぐ

冨上が最初に手をつけたのは、プログラミング教室の公式LINEのメニュー整備です。在籍中の生徒と検討中の方とで表示を分ける作業で、宣言の時点では「下のメニューがあんまりちゃんとできていない」状態でしたが、進捗発表では設定が完了したことが報告されました。

 

もう一つ進めていたのが、コミュニティを活性化するアプリです。コワーキングスペースには「横のつながりが生まれにくい」という悩みがつきもの。そこで交流会やイベントの場でQRコードを読み取ってもらい、名前とやりたいこと・出会いたい人を入力すると参加者同士がつながれる仕組みを試作していました。イベントごとにQRコードを発行してエリアを限定する案や、企業研修での活用も話題に上がっていて、「ここで使えるようにしたい」と冨上。他のコワーキングスペースでも使える可能性を感じている様子でした。

2. 感想だけ書けば、AIが記事に仕上げてくれる

奥野の宣言は、仕事に関係するブログをAIで書く実験でした。いつもClaudeで書いているものの、最近のClaudeがどうもしっくりこない。かわりにChatGPTの新モデル「GPT-6 Astra」を試し、数記事まとめて書き比べることで、自分の肌に合うかを確かめたいという狙いです。

 

前半はWordPressのサーバー設定の不具合直しに時間を取られたそうですが、後半でようやく本題に取り組みました。題材は飲食店の食レポ記事で、メニューの値段や住所といった「誰が書いても同じになる部分」はあえて書かず、肉の厚みがいい、歯触りが好き、といった自分が感じたことだけをぶつ切りで書き、それをAIに自然な文章へ仕上げてもらう手法を試しました。

 

結果は上々だったようです。半年前のClaudeやGeminiでは狙った文章に仕上げるまで細かい調整が必要でしたが、GPT-6 Astraはほぼ無調整でいい感じに仕上がったといいます。「クロードからチャットGPTに浮気してもいいかな」という感想も飛び出しました。文章の長さは2000字前後に抑えていて、想定読者に合わせて決めているとのことです。会話の中ではGoogleのGemini 3.8 Flashも話題になりましたが、Google AI Studio経由でないと使えないモデルらしく、試すのは次回に持ち越しになりました。

3. 「黙々会って、エンジニア文化なんですね」

この日、もくもく会に初めて参加したのが、データ検証を進めていた参加者です。今年6月からの記録を1か月分ずつ見返し、どこがポイントだったかを洗い出す作業に取り組んでいました。

 

冨上と奥野から「『もくもく会』は、エンジニアにとっては馴染みのある文化なんですよ」と教わり、驚いていた様子です。子育て中はこうして集中する時間を確保すること自体がなく、「外出の用事を組んでまで黙々するのは、贅沢な時間の使い方だと思いました」とのこと。初めての体験だったそうで、娘からのLINEが少し入るくらいで、あとは音楽もテレビも鳴らない2時間。「全くノイズがないので、やっぱり進みます」と、作業も順調に進んだようです。

4. 頂上が見えている人、霧の中にいる人

作業の合間には、AIとの向き合い方そのものが話題になりました。冨上は「できないことはないと思っている」と話します。業務のほとんどはAIで改善できる、というのが出発点にある考え方です。

 

これに対して奥野は「AIで何かしようとするとき、自分たちは頂上に霧がかかっていて先が見えないけれど、冨上店長には頂上が見えているような気がする」という例えでした。同じ道具を前にしても、「これはAIでできる」という確信からスタートできる人と、まず知識や道具を揃えてから一歩ずつ進む人とでは、見えている景色がまるで違う。そんな気づきです。

 

過去の体験を引きずっている人ほど、新しいやり方に慣れるまで時間がかかるのかもしれない、という話も出ました。「今の技術で何ができるか」を出発点にできるかどうかが、AIとの向き合い方の分かれ目になりそうです。

 

こういう思考法の話が出てくるのも、もくもく会が講座ではなく、その時の空気に応じて雑談が許される時間だからこそ。次に参加したときは、自分がどちら側にいるか、確かめてみるのもよさそうです。

次回イベントは「タスクと目標を、ツールに任せる。タスク管理・目標管理ツールまるごと体験」

次回・2026年9月24日(木)19時からのイベントは「タスクと目標を、ツールに任せる。タスク管理・目標管理ツールまるごと体験」です。タスク管理も目標管理も、始めるところまでは進むのに、気づけば更新が止まっている。そんな経験がある方に向けた回です。

 

奥野がGoogle Tasks、Asana、Todoistといった主なタスク管理ツールをその場で立ち上げながら紹介し、冨上の目標管理事例で締めくくります。取り上げるのはいずれも無料プランで十分使えるものばかりなので、参加者のみなさんも自分のアカウントを作って一緒に動かしてみてください。

 

続かなかった経験がある方こそ、覗いてみてほしい2時間です。

 

詳細・申込はこちらをご覧下さい!

 

タスクと目標を、ツールに任せる。タスク管理・目標管理ツールまるごと体験 | Tatami Works

 

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この記事を書いた人

冨上 健太郎(とかみ けんたろう)
1996年 宮城県仙台市出身
2019年 東北大学理学部卒
ベンチャー企業に3年間勤務後独立、フリーランスエンジニアとして活動2022年11月より、Tatami Worksの代表に就任
「”もしも”をカタチにできる場所」を目指して、自らも様々なことに挑戦中
趣味:アメフト
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