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【Tatami Works イベントレポート】そのタスク、今すぐ手が動きますか?

こんにちは。Tatami Worksです。2026年9月24日に行ったイベントは「タスクと目標を、ツールに任せる。タスク管理・目標管理ツールまるごと体験」。始めるところまでは進むのに、気づけば更新が止まっている。そんな方に向けて、主なツールをその場で立ち上げながら触ってもらう2時間です。

前半はスタッフ・奥野がGoogle ToDoリストを中心に、後半は店長・冨上が普段使っているLinearの運用をそのまま画面で見せました。connpass経由で初めて来られた方もいて、質問が最後まで途切れません。

目次

講座内容

1. まず、紙に書き出してもらうところから

ツールの前に紙が配られました。頭の中にある「やらなければいけないこと」を2分で書き出す。発表も提出もしないので、言いにくいことを書いても大丈夫、という条件つきです。

ひとり目の参加者は「出しただけで、優先順位は何も変わらなかった」。独立に向けてやることが増えていて、あれもこれもとなりがちだそうです。もうひとりは15個ほど書き出しました。仕事、子ども、家庭、自分の通院と分類が4つあって、それぞれに5〜6個ぶら下がっているそうです。「書き出さないと忘れてしまいます。書くと脳から減る感じがありますね」

2. 「TOEICで900点取る」「英語を勉強する」は、タスクではない

単体ですぐ終わるものがタスク、複数のタスクで完了するものがプロジェクト、こうなっていたいというのが目標。「TOEICで900点取る」は目標で、「長文を毎日1問解く」がタスクです。「英語を勉強する」では、今すぐ手が動きません。

「粒度を揃えるのは難しいですね」という声に、奥野は「粒度というより、手が動かせる細かさになっているかで見てください」。例として挙げたのが確定申告で、そのままではプロジェクトにしかならず、領収書をまとめるところまで下ろすとタスクになる。どのツールを使っても、ここが甘いとうまくいかないという話でした。

3. Google ToDoリストを、Geminiから動かす

紹介したのはGoogle ToDoリスト、Todoist、Asanaの3つ。選定の理由は稼働実績の長さです。「今いいツールが出てきても、いつ終わるか分からない。安定しているか分からないサービスは、僕は怖くて使いにくいです」

Google ToDoリストはリスト、タスク、サブタスクの3階層。期限を入れるとGoogleカレンダーに締め切りとして出ます。同じアカウントでGeminiを開けば、自然な言葉でタスクを追加したり検索したりできるようになる。しかも無料アカウントのままです。

参加者のひとりが「ブログ記事を2日に1回投稿したい」と入れてみると、カレンダーにきちんと予定が入りました。変更のつもりが追加になったり、途中でエラーが出て入り直しになったりもしましたが。「プロンプトの出し方を研究しないといけないかもしれませんね」

残りの2つは駆け足で。Todoistはプロジェクトの下にセクション、タスク、サブタスクと分かれますが、無料アカウントでいきなりクレジットカード番号を求める導線が出たため、今回は名前の紹介にとどめました。Asanaはチーム向けで、無料だと2ユーザー、階層は5段階まで持てます。

4. 冨上のLinear。全部のタスクに期限を入れる

後半は「結構マニアックなツールを」という前置きから。Linearはエンジニア界隈でよく使われる、動作の軽いツールです。冨上はやることを全部ここに書き込み、必ず期限を入れます。「この日までと決めておけば、今日のタスク一覧に絶対出てきます。本当にやるかどうかは、そのとき決めればいいので」

登録はキーボードのCキーひとつ。ステータス、優先度、担当者、ラベル、繰り返し、サブissueまで一画面で設定でき、「めちゃくちゃ細かい!」という声も上がりました。

極めつけが、ChatGPTのスケジュール機能で3時間おきにLinearを読ませ、未完了のタスクをGoogleカレンダーの空き時間に自動で並べる仕組みです。作業の大きさを示すEstimateを、1ポイント15分と決めて運用しているそうです。無料枠はissue250件までで、超えると1ユーザーあたり月10ドル(年払い)から。

タスクをまとめても消化仕切れずに、未消化タスクが山積みになってしまう、と悩む参加者に、冨上は「私は書いておくことで、やらざるを得ない感じになっています」と返しました。タスクに対するアプローチの工夫も、タスク管理を成功させるコツかもしれませんね。

5. 法律で守られていても、炎上はする

質疑ではAI画像の権利の話題に広がりました。大阪のAI画像制作・販売会社が、ヘアカットモデル画像を千葉の美容室に無断で加工・使用されたとして提訴した件です。

冨上は「普通にやっちゃダメなことは、ダメなんじゃないかと思っています」。ピカチュウを勝手に宣伝へ使うのは論外だけれど、自分で作った分には問題ない。「それ以外は基本は容認ですね」

奥野が重ねたのが、権利とは別にある炎上リスクの話でした。

例に挙げたのが、ディズニーの日本法人の公式アカウントが8月9日に「なんでもない日おめでとう。」と投稿して炎上した件。『ふしぎの国のアリス』にちなんだ投稿でしたが、長崎に原爆が落ちた日だったため削除と謝罪に至りました。毎日どこかで誰かが亡くなっているからといって、SNSで「めでたい」と発信してはいけないわけではありませんよね。

それでも8月9日にこれを出したら怒られます。「その境界線を肌感覚で知っておくことが、すごく大事なんです。法が追いつきにくいAI時代の運用も、法律以外の要素も意識しておく必要があるでしょうね」と、AI時代ならではのアドバイスで締めました。

次回イベントは「最新情報をキャッチアップ! 今月のAIニュース・最新ツール情報(10月編)」

9月最終週のイベントはお休みをいただき、次回は2026年10月7日(水)19時から開始します。

店長・冨上が、この1か月のAIの動きをまとめてお届けする毎月恒例の回。Claude、Gemini、ChatGPTのアップデートを中心に、どのツールがどう変わったのかを整理してお伝えします。マニアックな方向に寄りすぎないよう、仕事やSNS、資料作成で使うならこれ、という絞り込みをするのが毎回のやり方です。手を動かして新機能に触れていただく時間もあります。

追いかけたいけれど、毎月どこから手をつければいいか分からない。そんな方こそ、ぜひ気軽にご参加ください!

詳細・申込はこちらをご覧下さい!

イベント | Tatami Works

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この記事を書いた人

冨上 健太郎(とかみ けんたろう)
1996年 宮城県仙台市出身
2019年 東北大学理学部卒
ベンチャー企業に3年間勤務後独立、フリーランスエンジニアとして活動2022年11月より、Tatami Worksの代表に就任
「”もしも”をカタチにできる場所」を目指して、自らも様々なことに挑戦中
趣味:アメフト
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