こんにちは。Tatami Worksです。2026年6月25日に行ったイベントは「成果をたたき出せ!AIを使ったもくもく会」。講師が前に立って教える勉強会とは違い、参加者がそれぞれ自分の作りたいものをAIで黙々と進める2時間です。
今回は、Tatami Worksの公式LINEで使う回数券のプログラムや、文章を書くためのAI環境づくりなどに取り組みました。終わってみると、どちらも「2時間でここまで進むのか」という手応えが残りました。以下、できあがったものを中心にお伝えします。
公式LINEの回数券プログラムが、2時間でアプリの形に

Tatami Works店長の冨上が取り組んだのは、Tatami Worksの公式LINEに組み込む回数券のシステムです。Claude Codeに指示を出しながら開発を進め、このもくもく会の中で、アプリとして動くところまで仕上げました。
できあがったのは、LINEでログインして使うWebアプリです。回数券を買うと残り回数が画面に出て、使うたびに減っていきます。購入のリクエストが届くと管理者側の画面で確認できる仕組みになっています。サーバーはCloudflareを使い、デプロイまで済ませました。
手こずったのはLINE Developers側の登録まわりだったそうです。チャネルシークレットやIDなど設定する項目が多く、「ここが一番面倒でした」と冨上。逆に言えば、引っかかったのはそのくらいで、画面を作る部分は驚くほど早く形になったとのことでした。
この仕組みはそのまま応用が効きそうだといいます。LINEログインを使う構造なので、横展開できる感触があったそうです。
一方で、作ってみてあらためて見えてきたのが「運用」の難しさでした。誰にどう使ってもらい、どう回していくか。「どこでボタンを押してもらうか、実際に触ってどう感じるか。そこは人間の感覚が大事になる」と冨上は話していました。作るところまではかなり誰にでもできるようになった分、その先をどう設計するかが課題、という実感のこもった振り返りでした。
Claude CodeとCodexを、1つの環境に同居させる

奥野が進めたのは、文章を書くためのAI環境の整備です。Claude CodeとCodexという2つのAIを、同じディレクトリをルートにして並べて使えるようにする。さらにOneDriveの同期を活かして、デスクトップPCとノートPCのどちらからでも同じ環境を呼び出せるようにする。この2つが今回のゴールでした。
まず取り組んだのが、OneDriveだけでAIのCLI環境を同期して使えるようにすることです。AIの作業ファイルが置かれるのはCドライブのユーザーフォルダ以下ですが、OneDriveの同期対象に入っていない管理ファイルも存在します。そこで、同期させたい管理ファイルにだけOneDrive配下のディレクトリからシンボリックリンクを張り、Claude CodeやCodex側から参照できるようにしました。マシンごとの設定で動くものは外し、共有して困らないファイルだけを選んでいます。
もう1つの成果が、Claude Code用に作っていたスキルを、Codexからも読めるようにしたことです。これもシンボリックリンクでつなぎ、スキルを1ファイル更新すれば両方のAIに反映される状態になりました。同じ指示書を二重に管理せずに済みます。
狙いはコスト面にもあります。Claude CodeもCodexも、できれば月20ドルクラスの契約で回したい。Claude側で使用量の上限に達して待っているあいだ、同じスキルをCodexに読ませて似た作業を続けられれば無駄が出ません。1つのスキルを両方で使い回せる環境ができたことで、その見通しが立ちました。
こうした環境が作れたのは、複数のPC間で同じファイルをほぼ同時に更新するような操作もなく、クラウドファイルサービスの同期のタイミングが十分に許容できることから実装できた、とも言えます。
CLAUDE.mdとAGENTS.mdのように設定ファイルが分かれている点も、「この種類のファイルはClaude側からしか更新しない」と自分でルールを決めておけば、競合で壊れる心配はなさそう、などの見通しを立てていました。
今後は、進捗管理のExcelをClaude CodeとCodexの双方から読み書きした際に安定して更新できるか確認すること。あとはGitの導入でより便利になる要素を把握して採用することです。
次回イベントはGoogleサービス便利技

次回・2026年7月2日(木)のイベントは「知っていると助かる!カレンダーや地図などのGoogleサービス便利技」です。Googleカレンダーを予定の書き込みだけに使っている、という方に向けた回。カレンダー・Gmail・Googleマップは、それぞれ単体でも便利ですが、つなげて使うと一気に頼れる相棒になります。
スライドでの解説と、自分の端末を使った実践をまじえながら、タスクやメモとの連携、予定に情報や場所をまとめておく方法、先々の計画の立て方、入力を時短するちょっとしたコツまで紹介する予定です。普段なんとなく開いているGoogleサービスを、もう一歩使いこなしてみませんか?
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