こんにちは。Tatami Worksです。2026年7月9日に行ったイベントは「今日から使える!Notion入門 基本のしくみからNotion AI活用まで」。自由度が高いぶん、最初にどこから手をつければいいか迷いがちなNotionを、一緒に手を動かしながら覚えていく2時間です。講師は店長の冨上が務めました。
今回のテーマは、以前のイベントでいただいたリクエストから実現した回です。「アカウントは作ったものの、メモ帳ぐらいにしか使えていない」という状態からのスタートでした。
講座内容
1. Notionってどんなツール? ページとブロックの基本

まずはNotionの全体像から。参加者さんのお悩みは「資料があちこちに散らばる」「同じ資料を二重に作ってしまう」「どれが最新版か分からなくなる」というもので、まさにNotionが得意とするところです。文書も表もWikiも1つの場所に集約できるのが持ち味だと冨上。
核になる概念は「ワークスペース」「ページ」「ブロック」の3層構造です。ページの中でスラッシュキーを押すと、テキスト、箇条書き、表、トグルなどのブロックがずらりと出てきます。参加者さんは選択肢の多さに「何でもありますね」と驚いた様子で、Googleマップの埋め込みブロックまで見つけていました。
途中、参加者さんの画面が英語表示になっているのが発覚して、設定から日本語に切り替える一幕も。こうしたつまずきをその場で解消できるのが、少人数イベントのいいところです。
2. 最大の武器「データベース」

Notionの目玉機能がデータベースです。Excelの表と似ていますが、1行1行をさらに詳しいページとして開けるのが大きな違い。冨上が実際に使っているコワーキングスペースの調査データベースを見せると、星での5段階評価、現地で撮った写真、Wi-Fi速度のスクリーンショットまで1か所にまとまっていて、参加者さんも納得の表情でした。
もうひとつの利点が「ビュー」です。同じデータを表、カレンダー、タイムライン、カード形式と自由に切り替えられて、一度作ったビューはずっと残ります。開くたびにフィルターをかけ直すExcelとの違いが伝わったポイントでした。
3. テンプレートを使えば挫折しない

「正直、Notionはむずかしい」と冨上自身も認めるところ。それを助けてくれるのが、豊富に用意されたテンプレートです。
参加者さんはギャラリーから飲食店管理のテンプレートを入手。さらに本業では「何十社と打ち合わせをしていると、どこで何を聞いたか分からなくなる」という悩みがあり、議事録や賃貸管理のテンプレートを物色していました。気に入った賃貸管理テンプレートが10ドルの有料版だったのはご愛嬌。議事録テンプレートに会議の音声内容を流し込むと要点や決定事項が整理されていく様子には、「そんなことができるんですね」と声が上がりました。
4. 公開ページとNotion AI

作ったページは、Notionアカウントを持っていない人にも「公開ページ」として共有できます。実際にQRコードをスマホで読み取って、ホームページのように表示されるのを確認してもらいました。この仕組みだけで採用サイトや会社のホームページを作っている企業もあるほどです。
後半はAI機能へ。ページ右下のチャットからAIを呼び出すと、ClaudeのOpus 4.8などのモデルを選べて、ページやデータベースの中身を踏まえた回答が返ってきます。コワーキングスペースのデータベースに「東京駅近くのスペースは?」と聞くと、登録済みのデータからきちんと候補を挙げてくれました。
そして種明かし。この日の講座資料のNotionページは、実は冨上が一言も書いていません。Claudeに構成を渡し、コネクタ経由でNotionにページを作らせたものでした。参加者さんもこれには驚いていました。
5. 実践タイム:自分の「使いたい」をかたちに
最後は各自でページ作り。参加者さんが選んだのは、入手した飲食店テンプレートを使った「おすすめの店リスト」です。「北海道旅行のおすすめを聞かれても、スクショやインスタのストーリーを遡らないと出てこない」という、実感のこもった動機でした。
店のURLをAIに渡して情報を自動入力させようとしたところ、Web検索でつまずいたため、ページの内容をコピペして「これで埋めて」と頼む方式に変更。店名や特徴がすっと表に入り、「素晴らしい。これいいですね」と手応えを感じていました。地図はGoogleマイマップを埋め込めばいいのでは、というアイデアも飛び出し、「無理に全部Notionへ取り込まず、得意なところを組み合わせればいい」という着地に。
参加者の感想
今回は参加者として講義を聴いたTatami Worksスタッフは、以前、ある編集チームが用意したNotionに原稿の進捗を書き込む運用に乗り気になれなかった経験がありました。今回学んでみて「Notion自体の問題ではなく、チームで使うときの説明や運用の問題だった」と腑に落ちました。
ちょうどタスク管理ツールを探しているところで、「普通のToDoアプリは終わったタスクが消えてしまう」「階層化ができない」という悩みにもNotionは応えてくれそうです。スマホでの使い勝手については冨上が「スプレッドシートより絶対使いやすいです」と太鼓判。しばらく、試してみる日が続きそうです。
次回イベントは「今こそ知りたい! AI時代の『データ形式』入門」

次回・2026年7月16日(木)19時からのイベントは「今こそ知りたい! AI時代の『データ形式』入門 〜Markdown・YAML・JSONを、まずはざっくり使い分けてみる〜」です。
AIを使っていると、MarkdownやYAML、JSONという言葉をよく見かけませんか? どれもただのテキストに見えて、実は書き方のルールと得意分野が違います。文章の整理に向いたMarkdown、設定や条件を読みやすくまとめるYAML、Webサービス同士のデータのやり取りで使われるJSON。この3つをざっくり使い分けられるだけで、AIへの指示がぐっと通りやすくなります。
プログラミング講座ではないので、コードが書けなくても大丈夫。「データ形式という言葉にちょっと身構えてしまう」という方こそ、ぜひ気軽にご参加ください!
詳細・申込はこちらをご覧下さい! イベント | Tatami Works


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